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敷地はうなぎの寝床状に奥行きが深い形状で、両側の住宅は敷地境界線に接するように建っている。両サイドからの採光は望めないので、住宅の内側に外部を内包し、そこから通風、採光をとっていくという方法がよいのでは、という思いが浮かんだ。提案は普通ではないスキップ形式の住まいというもので、通常、奥行きが深い敷地の場合には間口ではなく奥行きを分断する方法でスキップさせるが、提案では建物の幅4.4mという狭い間口を2mと2.4mで分断し、40cmの高低差を設けた。この高さの根拠は座るのにちょうどよいという設定である。2階に設けられたこの高さのズレで半分をかなり細長いLDK、反対の半分を寝室2室とスタディコーナーで使用している。全ての間仕切りは引き戸で、戸を引き込むとこのズレがちょうどよい椅子の代わりになる。さらに、ゆるやかに各部屋を仕切る役目も担っている。
 
所在地:徳島県徳島市
構造規模:木造2階建
延床面積:90㎡
竣工年月:2014年5月竣工